窓ミラーフィルムはアクリルやポリカーボネートの樹脂ガラスにも貼れますか?
アクリルガラスにミラーフィルムを施工することはできます。ただし、注意点がいくつかあります。
樹脂ガラスにミラーフィルムを貼る場合の注意点
まず、フィルムを施工する場合には、通常大きめのサイズに裁断したフィルムを窓の上にのせ、窓の上でカッターでサッシのエッジに合わせカットをします。
このカッターでカットをする際に、アクリルやポリカーボネートのガラスでは、表面に傷がついてしまうため、あらかじめフィルムを窓ガラスのサイズにぴったり裁断してから貼り付ける必要があります。
ちなみに、この樹脂ガラスは珍しいので、専門ではない業者ですと、ガラスと誤って施工ミスをするケースも散見されます。
樹脂ガラスのミラーフィルム剥離は難しい
ミラーフィルムの耐用年数は、内側10年(通常は内貼)外貼り5年程度です。耐用年数を超えるとフィルムと窓をくっつけているノリが痛んで、水ぶくれのような物ができたり、貼り替えを余儀なくされます。
通常、ガラスフィルムを剥離する場合は、スクレーパーというカッターの刃のような物を使いますが、樹脂ガラスにスクレーパーを使ってしまうと、ガラス表面に傷をつけてしまいます。
ですので、薬剤を使った剥離などで対応するのですが、非常に難易度が上がり、費用もかかります。
樹脂ガラスにミラーフィルムを施工する場合どうすればいい?
まず前提条件として、一般的なガラスと比べての樹脂ガラスの特徴は割れにくく、傷がつきやすいいということです。
上記で述べたように、樹脂ガラスにはミラーフィルムを施工することができるが、剥離に費用がかかりますので、その費用を踏まえて施工するというのも1つの手です。
もしくは、暑さ対策をしたい場合は、同じ樹脂ガラスでも色付きの樹脂ガラスがありますので、ガラスを交換してしまうのも手だと思います。
濃い色のガラスですと、暑さ対策にも目隠しにもなりますので、検討の余地はあると思います。耐用年数もガラス交換のほうが長いので、将来的に見てお得です。
ミラーフィルムの施工・窓ガラスの交換など、お悩みでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。しつこい営業等は一切しませんのでご安心を。