防犯フィルム施工業者の選び方を専門業者が解説
防犯フィルム施工業者の選び方
窓ガラスフィルム施工専門店、スリーエックスです。本記事では、防犯フィルム施工業者の選び方についてお話しします。防犯フィルムは、窓ガラスの貫通を防ぎ、室内への侵入を防ぐために使用されるフィルムです。安全性を確保するためには、防犯フィルムを正しい施工方法で施工する必要がありますので、防犯フィルム施工業者を選びは非常に重要です。
防犯フィルムとは、基本的には、フィルムの厚みが350㎛(マイクロメートル)以上のフィルムのことを指します。350㎛は、ざっくりですが下敷きぐらいの厚さになります。
防犯フィルム施工業者を選ぶ際には、まずはガラス用フィルム施工技能士、防犯フィルム施工技能者(国家検定技能士)を保有しているかを確認しましょう。資格を確認することで、施工業者が専門業者かどうかを見極めることができます。防犯フィルムの性能は、正しい施工によってはじめて本来の効果が発揮されます。しっかりと窓ガラスとフィルムが接着していることが重要だからです。
また、施工業者の料金を比較しておくことも重要です。施工業者によって料金が異なるため、比較しておくことで、安い料金を提供している施工業者を見つけることができます。ただし、安ければ良いとも限りません。料金が安すぎる業者は後から追加料金を取られたり、アフターサポートで対応できなかったりと、デメリットがあることもあります。大前提としては、しっかりと作業をこなすことができ、実績がある業者の中から選択することが重要になります。
更に詳しく確認したい場合は、施工業者とのやりとりをしてみて、自分に合う業者かどうかを確認しましょう。コミュニケーションの取りやすさ、人柄、信頼できるか?などを確認することも重要です。確信をもてない場合は、思い切って電話や面談を行ってみることも重要です。直接話をすることで、どんな人物なのか。どんな会社なのか。施工業者のサービス内容や施工方法などはどうなっているかなど、細かい部分まで、より詳しく確認することができます。
以上、防犯フィルム施工業者の選び方についてお話ししました。施工業者の資格や経験を確認し、料金を比較し、時には施工業者との面談を行うことが大切です。安全性を確保するために、防犯フィルム施工業者を選ぶ際には、上記のことを心がけてください。
防犯フィルムのメリットについて
防犯フィルムは、窓ガラスやドアガラスなどに貼り付けることで、複数のメリットがあります。以下は防犯フィルムの主なメリットです。
- 防犯性の向上:防犯フィルムは窓ガラスやドアガラスを貫通させにくくすることで、家やオフィスへの侵入を阻止する働きがあります。
- 紫外線カット効果:防犯フィルムは紫外線をカットすることで、室内の紫外線の影響を減少させます。これにより、室内環境がより快適になります。
- ガラスの飛散防止効果:万が一のガラス割れの際に、ガラスが飛び散ることを防ぐことができます。この効果により、割れたガラスで怪我をしたり、避難経路が塞がるというリスクを回避できます。
- 美観性:防犯フィルムは透明感があり、室内から外を見ることができますので、視界を遮らないというメリットがあります。シャッターを締め切ると光がとおらないため、よく対比されます。
以上が防犯フィルムのメリットの一部です。防犯フィルムは、防犯性や紫外線カットなどのメリットを兼ね備えた製品であり、家やオフィスなどに施工することで、安全性や快適性の向上を実現することができます。
ガラス用フィルム施工技能士とは?
ガラス用フィルム施工技能士とは、ガラス用フィルムの施工に関する国家資格です。この資格は、施工技術者に対して与えられるもので、ガラス用フィルムの施工に関する知識や技術を保有していることを証明するものです。ガラス用フィルム施工技能士は、防犯フィルムの施工を正しく行うことができる場合が多いです。ただし、会社や職人によっては防犯フィルムをあまり施工していない場合もありますので、資格だけではなく、口コミや施工実績を確認することが重要です。
防犯フィルムにおけるCPマークとは?
CPマークは、「Certificate of Product」の略で、防犯フィルム製品の安全性について、警察庁などの行政と、民間機関の共同体が定めた評価・認証を受けたことを示すマークです。
防犯フィルムについているCPマーク(ステッカー)は、個別番号が割り振られており、ガラスごとに防犯フィルムが安全性・品質・耐久性などの基準を満たしていることを証明するものです。具体的には、泥棒などがガラスからの侵入を5分以上であることが条件で、この条件をクリアしている製品が「防犯性能が高い建物部品(CPマーク製品)」と定義されます。
CPマークを取得可能な条件は以下の通りです。
- 防犯フィルム施工技能者(国家検定技能士)が施工すること
- 厚み5㎜以上のフロートガラス及び3㎜厚複層ガラスに対して施工すること
- CPマークを取得可能な防犯フィルム適合製品を施工すること
※その他、細かな規定がありますので、業者へ相談する必要があります。
防犯フィルムのCPマークは、上記を満たした施工を行った後に発行されます。CPマークを取得することができる防犯フィルムと、そうでない防犯フィルム(CPマーク認定を受けれない製品)がありますので、注意が必要です。1つでも条件に当てはまらない場合は、CPマークを取得できない(性能が担保されない)ため、注意が必要です。